緑といえばマナブースト

最近は飛行を持っていないクリーチャーを破壊できないだけで何でもできちゃう緑ですが、色の特徴としては大型のクリーチャーとマナブーストです。
今回はコモンのマナブーストカードを使ったお手軽デッキを考えてみます。


土地をサーチできるスペルがあると、どうしても3色4色の多色デッキを組みたくなってしまいます。
それでも、色は2色までに抑えるとデッキの安定性がまるで違います。
2色の場合はダメラン等のレア土地を使えば土地サーチスペルはほとんど必要ありません。
しかし、レア土地はどれも値段が高く持っていない人にとっては手痛い出費となります。

そんなときこそ土地をサーチするスペルの出番です。
2色デッキにとっても土地をサーチする事は色マナが安定しますし、5マナ6マナといった重いカードを使いやすくなります。
メインカラーを緑として序盤は土地サーチに努め、中盤以降から緑もしくはサブカラーの強力カードを連打します。
このような緑のマナブースト+他の色という組み合わせは、かなり有力な戦略の一つだと思います。

それでは具体的な解説に入りましょう。
現状ではコモンのマナブーストとして、《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》《木霊の手の内/Kodama’s Reach》の3枚が有用であり、必要十分です。
どのカードも4枚入れておいて問題ないでしょう。
さらに1ターン目に緑マナを安定して出すために、《森/Forest》を14枚程度入れます。
土地の枚数を24枚とすると、残りの10枚はサブカラーの基本土地を入れればいいでしょう。
これでデッキの基盤の完成です。簡単ですね。

序盤は土地サーチスペルを使うことに専念します。
サーチする土地はサブカラーの基本土地がメインです。
《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》か《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》がプレイできれば3ターン目に4マナ出せます。
《木霊の手の内/Kodama’s Reach》がプレイできれば次のターンに5マナが確定します。

5マナ6マナたまったらサブカラーのカードの出番です。
5マナ以降のカードであれば土地サーチのおかげでダブルシンボルのカードでも大丈夫です。
《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror》でも《夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star》でも無理なくプレイできます。
マナブーストして4ターン目に出てくる《夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star》などは非常に対処が難しいですよ。

もしコモン中心のエクステンデッドで遊ぶのであれば、《よじれた嫌悪者/Twisted Abomination》がオススメです。
沼サイクリングで土地がのびますし、フィニッシャーとしての性能もコモンとは思えません。
《グレイブディガー/Gravedigger》で回収し、《ドラゴンの牙/Dragon Fangs》を付けたりすると、まさに手に負えないカードになりますよ。

サブカラーの色は何でも大丈夫ですから、自分が使いたいカードをほとんど何でも使うことができます。
自分の好きなカードというのは使っていて楽しいものですから、緑のマナブーストと組み合わせて使ってみてはどうでしょうか。

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