謀叛前の白ウィニー

プロツアー名古屋のサイドイベントとして開催されたIT Media主催のPSPオープン・トーナメントにおいて、白ウィニーが優勝していました。そのレシピがなかなか興味深いものだったので、記録として残しておくことにします。

・土地24枚
18《平地/Plains》
2《永岩城/Eiganjo Castle》
4《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus》

・生物20枚
4《サバンナ・ライオン/Savannah Lions》
4《今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda》
4《薄青幕の侍/Samurai of the Pale Curtain》
4《レオニンの空狩人/Leonin Skyhunter》
4《空狩人の散兵/Skyhunter Skirmisher》

・呪文16枚
4《急報/Raise the Alarm》
4《栄光の頌歌/Glorious Anthem》
4《拘引/Arrest》
4《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》

・サイドボード
4《減衰のマトリックス/Damping Matrix》
4《粛清/Purge》
4《秘宝の障壁/Relic Barrier》
3《レオニンの高僧/Leonin Abunas》

土地を多めにして土地が2枚で止まることを防ぎ、《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》を付けた《空狩人の散兵/Skyhunter Skirmisher》が殴るデッキだと思われます。実際、これが決まると本体に10点+2ドローなので、ほとんど勝ちといってもいいでしょう。現環境で先制攻撃持ちの飛行はかなり止めにくいので、有効に機能したと思われます。

メインからの《拘引/Arrest》はうまくメタを読んだチョイスだと思います。今はエンチャント対策をされない環境ですから、実質的な除去でしょう。天敵とも言える《弧炎撒き/Arc-Slogger》や《山伏の長、熊野/Kumano, Master Yamabushi》が封じられるのは大きいです。

サイドは徹底的に親和をメタっていますね。12枚も対策カードを入れれば親和には勝てるのではないでしょうか。さらに昨今非常に多い緑系対策として《レオニンの高僧/Leonin Abunas》。攻撃補助をアーティファクトに依存しているデッキなので、これは強力な用心棒と言えるのではないでしょうか。

土地が多い白ウィニーはどうしても中盤以降マナがあまり気味になります。そこを《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus》4枚体制で保管しているあたり、とてもうまいデッキ構築だと思います。

謀叛前の白ウィニー」への2件のフィードバック

  1. 《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》2本だったらありますよ。また声をかけてください。

  2. ありがとうございます。
    必要になったらレンタルよろしくお願いします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です