2016年2月3日に海外TCG制限に追加の禁止・制限カードが加わる事が発表されました。これは緊急対応で全ての大会において適用されるわけではなく、ハイレベルな競技大会においてのみ適用されるものです。日本で考えると代表選考会予選などでライフ回復系のカードが追加で禁止になっているのと同じようなものと考えてよいでしょう。しかし、【EMEm】一強状態を改善することが目的の改訂なので、実質的に新しい禁止・制限カードリストとして機能するかと思われます。今回は発売間もないカードがなぜいきなり規制されることになったのかを考えてみたいと思います。
「遊戯王」カテゴリーアーカイブ
クリフォートで学ぶ遊戯王の基本的なプレイング
この記事は遊戯王のルールは一通り覚えたのはいいけれど、どのようにカードを使っていけばいいのか分からない初心者、もっと強いデッキを作ってみたいけど、どんな考えをデッキに反映したらいいのかよく分からないような中級者を対象として書かれたものです。自称上級者の方はこういう考え方もあるのかという程度に流し読みされることをおすすめします。タイトルには「クリフォートで学ぶ」とありますが、クリフォートは例として挙げているだけであって、デッキの動かし方の解説ではありませんので注意して下さい。
一般的にプレイングと称される実際のデュエル中のカードの使い方の一部分を解説した記事は本当に少ないです。それはひとえにプレイングに100%の正解は存在しないことと、状況によってとるべき行動が変わってくるので、それを抽象的な形にして文字にすることが大変だからだと思います。そのため定石として広く知られていることも、文字としてはなかなか見つからず自分で発見していかなければならない状態になっています。さすがにこの状況はまずいだろうと思い筆を執りました。この記事に書かれている内容は全て私の考えによるものであって、これが全て正しいことだとは到底思っていませんし、読者の方にもそう思ってもらいたくありません。あくまでも一個人の意見であることは常に頭の片隅に入れておいて下さい。
【光天使シャムバーン】
以前公開したテラナイト入門で”サテラナイト最高のカード”と断言し、これをメインとしたデッキが組めるといった手前、《星因士 シャム》をメインとしたデッキを作って公開せねばなるまい。シャムの召喚しただけで相手のライフを1000削る効果ははっきりいって強い。しかし、あまりにも地味である。その効果をどうやって勝ちに結びつけていくのかがデッキビルダーの腕の見せ所であり、楽しいところである。今回はシャムを使った【ビートバーン】という種類のデッキにしてみた。
テラナイト入門
THE DUELIST ADVENT で登場し、環境トップも狙えるのではとの事前予想もあったものの、同時にシャドールという一段階から二段階上のデッキパワーを持ったテーマが全部かっさらって行ってしまい、実力・注目度ともに次点扱いになってしまったテラナイト。さらにシャドールがエクストラデッキを使う昨今のデッキをあざ笑うかのような《影依融合》というチート融合カードを持っているため、ランク4エクシーズ特化のテラナイトは肩身の狭い思いを強いられている。デッキの構造的な問題故にこの絶望的な相性差を覆すのは容易ではない。《影依融合》が禁止にでもならない限りシャドールの次というのは変わらないと思うが、逆に言えば環境第二位は十分狙えるだろう。
この記事は遊戯王カードWikiの【テラナイト】のページのような基本的なことを網羅したものでもないし、同じことをしても意味がない。【テラナイト】をひっさげてCSに初参戦し、2敗2分けの成績を持って帰ってきたモブの妄言である。ここに書かれていることが全て正しいという保証はないし、むしろこいつ何言ってんのと心の中でツッコミを入れながら読むものである。自分としてはこのような記事を読む時間があったらテラナイトの実戦経験を積むべきだと思う。すでにここまで読んでしまった時点で時間を捨てたようなものであるが。
(遊戯王をある程度知っている人向けに書き始めた記事でしたが、最後は【テラナイト】を最初のデッキにしてこれから遊戯王を始める人へ向けた記事になってしまいました。そのため、色々と整合性がとれないような箇所も出てきてしまいました。あらかじめご了承下さい。)
ミラフォヒツジ
カオスサクリ
蟲惑魔デッキ
開闢サクリファイス
次元ビートダウン(レシピのみ)
9月の禁止・制限カード予想
禁止
《強奪》
制限
《光と闇の竜》
《風帝ライザー》
《グリーン・ガジェット》
《レッド・ガジェット》
《イエロー・ガジェット》
《洗脳-ブレインコントロール》
《突然変異》
《巨大化》
《ダスト・シュート》