禁止・制限カード予想

各所で次回の禁止・制限カード予想が行われているようなので、私も参加してみる。予想が当たったからといってこれといって特典はもちろんないが、ある程度の予想が当たるということは環境に対する理解があるとも言えなくはない。環境を正しく理解していても相手はコナミ。正確に予想できたらその人は神であろう。

禁止カード(現状維持予想)

《混沌帝龍 -終焉の使者-/Chaos Emperor Dragon – Envoy of the End》
《八汰烏/Yata-Garasu》
《黒き森のウィッチ/Witch of The Black Forest》
《クリッター/Sangan》
《サンダー・ボルト/Raigeki》
《ブラック・ホール/Dark Hole》
《ハーピィの羽根帚/Harpie’s Feather Duster》
《死者蘇生/Monster Reborn》
《いたずら好きな双子悪魔/Delinquent Duo》
《王宮の勅命/Imperial Order》

この10枚は永久に禁止カードのままだと思われる。ただ、《クリッター/Sangan》は《クリッチー/Sanwitch》の融合素材として制限カードに戻る可能性も否定できない。

禁止→制限カード(予想)

《天使の施し/Graceful Charity》
《団結の力/United We Stands》
《聖なるバリア-ミラーフォース-/Mirror Force》

《天使の施し》は《苦渋の選択》と入れ替わりで戻ると予想する。ほとんどドロー操作がないカードゲームというのもおもしろくないだろうし。

《団結の力》は最強の装備魔法であり、ほかの装備魔法のことを考えると禁止が妥当であろう。しかし、禁止カードを入れ替えると公表している以上、何枚かは制限カードに戻さなければならない。そういう基準で考えると《団結の力》が一番制限カードに戻しやすいのではないか。その際、よき相棒として使われている《スケープ・ゴート》を制限カードにして、《団結の力》が強くなりすぎないようにするのではないだろうか。

《聖なるバリア-ミラーフォース-》は《破壊輪》との入れ替えが妥当であろう。使い勝手の面でいえば《破壊輪》の方が大きく上回っており、入れ替えは妥当に思える。
しかし、最大の理由は伏せカードに対する認識の改革である。伏せカードが《聖なるバリア-ミラーフォース-》かもしれないと思うだけで、2体以上のモンスターの攻撃方法に違いが出てくる。このあたりの駆け引きはデュエルの醍醐味の一つと言えるのではないだろうか。

新規禁止カード(予想)

《カオス・ソルジャー -開闢の使者/Black Luster Soldier – Envoy of the Beginning》
《同族感染ウィルス/Tribe-Infecting Virus》
《サイバーポッド/Cyber Jar》
《苦渋の選択/Painful Choice》
《破壊輪/Ring of Destruction》

《カオス・ソルジャー -開闢の使者》はある意味当然であろう。前回は《混沌帝龍 -終焉の使者-》が禁止になっており、今回はこちらだろう。

《同族感染ウィルス》は種族デッキを作るときのガンである。遊戯王には色の概念が存在しない。そのため、ほかのデッキの差別方法には種族や属性を前面に押し出すのがわかりやすい。しかし、《同族感染ウィルス》は種族デッキを1枚で壊滅させる力を持っている。これからのデッキ構築を考えると禁止にせざるを得ないのではないか。

《サイバーポッド》はいつもデッキビルダーに悪用されてきたカードである。このカードが1ターン目に3~4回リバースすればゲームが終わる可能性がある。また、環境に数多くのリセットボタンは必要ない。

《苦渋の選択》は禁止解除されたことに一番疑問を持ったカードである。このカードは歴代の凶悪なデッキのほとんどで使われてきた。デッキからカードを5枚もサーチできるカードはさすがに強すぎる。

《破壊輪》は最強のモンスター除去罠である。発動タイミングを選ばない確実な除去であり、使い勝手は群を抜いている。

新規制限カード(予想)

《カタパルト・タートル/Catapult Turtle》
《遺言状/Last Will》
《増援/Reinforcement of The Army》
《スケープ・ゴート/Scapegoat》

サイエンカタパの主要パーツは軒並み制限にすることが必要だろう。デッキのキーカードと言える《遺言状》が制限なら、先攻1ターン目に勝利することはかなり困難になると思う。

《増援》は優秀な戦士族モンスターが非常に多くなってきた現状を考えると制限にするのが妥当だろう。非常に強力なサーチカードなので、サーチカードを排除する方向に向かっていったら禁止になるだろう。

《スケープ・ゴート》は使い勝手のよいカードである。正直なところ、弱点がいくつかあるのでいつでも強いカードというわけではない。それでも、いろいろなカードとシナジーする優秀なカードには違いない。防御カードとしての性能はずば抜けているので、そろそろ制限になってもおかしくはない。

新規準制限カード(予想)

《レベル制限B地区/Level Limit – Area B》
《グラヴィティ・バインド-超重力の網-/Gravity Bind》

この2枚は攻撃を抑制する能力に長けており、3枚ずつ積まれると非常にやっかいである。この2枚以外にも攻撃抑制型のカードはたくさんあるので、そろそろ一番強いこの2種類に規制をかけてもよい頃合いだと思う。

制限解除カード(予想)

《切り込み隊長/Marauding Captain》

最近は使われているところをほとんど見かけていない。2枚しか使えないから使わないのか、3枚あっても使われないのかはユーザーに任せておいてよいと思う。

禁止カード(予想)

《カオス・ソルジャー -開闢の使者/Black Luster Soldier – Envoy of the Beginning》
《混沌帝龍 -終焉の使者-/Chaos Emperor Dragon – Envoy of the End》
《同族感染ウィルス/Tribe-Infecting Virus》
《黒き森のウィッチ/Witch of The Black Forest》
《クリッター/Sangan》
《サイバーポッド/Cyber Jar》
《八汰烏/Yata-Garasu》
《サンダー・ボルト/Raigeki》
《ブラック・ホール/Dark Hole》
《ハーピィの羽根帚/Harpie’s Feather Duster》
《死者蘇生/Monster Reborn》
《いたずら好きな双子悪魔/Delinquent Duo》
《苦渋の選択/Painful Choice》
《破壊輪/Ring of Destruction》
《王宮の勅命/Imperial Order》

最終的な予想はこうなった。15枚というキリのよい数字にすると予想した。どこまで的中するかは不明だが、個人的には13枚は当たって欲しいと思っている。

禁止・制限カードは本来ならなるべく少ない方がいい。できることなら存在しない方がいいだろう。しかし、初期の強力カードも使えるフォーマットを採用している以上、禁止・制限カードは必要悪と言える。ゲームバランスを保つためにはある程度の禁止・制限カードはやむを得ないからだ。コナミには健全な環境を作れるような改訂を望みたい。

参考リンク

05・3・1制限改定トトカルチョめたぽの壺の中。
禁止カード予想会2遊☆戯☆王カード 原作HP

禁止・制限カード予想」への1件のフィードバック

  1. 禁止→制限
    クリッター、黒き森のウィッチ、団結の力、ブラック・ホール、ハーピィの羽根帚、聖なるバリア-ミラーフォース-
    制限→禁止
    カオス・ソルジャー-開闢の使者-、キラー・スネーク、サイバーポッド、メタモルポット、悪夢の蜃気楼、強欲な壺、苦渋の選択、蝶の短剣-エルマ、第六感
    制限→無制限
    お注射天使リリー、ヴァンパイア・ロード、神殿を守る者、人造人間-サイコ・ショッカー、ドル・ドラ、同族感染ウィルス、ならず者傭兵部隊、魔鏡導士リフレクト・バウンダー、魔導サイエンティスト、押収、魔導師の力
    準制限→制限
    強制転移、ラストバトル!
    準制限→無制限
    カオスポッド、切り込み隊長、処刑人-マキュラ、抹殺の使徒
    無制限→禁止
    カタパルト・タートル、ヴィクトリー・ドラゴン
    無制限→制限
    スケープ・ゴート、レベル制限B地区、グラヴィティ・バインド-超重力の網-
    基本的に先行1ターンキルがトーナメントレベルに達しなければ良いと思っています。
    でも、これはちょっと(ちょっと?)無茶しスギ(汗)

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